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2012年8月24日

これが実態?韓国大企業の大半:「経済危機は深刻」

「現在の経済危機は、2008年の世界金融危機よりも深刻」
そう回答した韓国の大企業が64%にのぼるというのです。さらに、36%は、2008年と同程度と回答していると言います。

(ソース)
・中央日報:韓国大企業の9割「非常経営体制実施または検討中」
(2012年8月22日)

韓国経済の実態としては、すでに経済危機にあり、その深刻度はリーマン・ショック時よりも上である可能性がありそうです。

今後、通貨危機が来るのかどうかに注目が集まっています。これについては、前回の記事で触れましたが、貿易収支の黒字が急減したり、赤字化した時に危機が発生したとされています。

詳しくは、当ブログの次の記事をご覧ください。

【韓国経済の実態】「また通貨危機が来る」が現実味


■財閥も大ピンチ

英フィナンシャル・タイムズ紙の2013年4月の報道によれば、韓国企業の業績は悪化の兆しが顕著になり始めたと言います。韓国では、借入金の比率が高水準にあり、2012下半期には大手12財閥のうち4財閥で利払い金額が営業利益を上回ったそうです。

ご存じの方も多いと思いますが、韓国経済は財閥支配の色彩が強いことで知られます。さらに、韓国主要30企業グループの純利益総額のうち、サムスン、現代・起亜自動車、SK、LGの4グループの純利益が占める割合が8割に迫るなど、4グループに経済力が集中しています。


■大統領自ら「経済非常事態」を宣布

パク・クネ政権は、就任初年度から「経済非常事態」を宣布。2013年の成長率予測値を2.3%に大幅下方修正し、政策手段を総動員して景気浮揚に取り組むと公言しました。

【2013年】韓国経済の実態は「非常事態」?アベノミクスで大打撃

韓国経済は、まさにリーマンショック時と同程度の経済危機にさ中にあると感じます。

(2013年6月9日更新)