韓国経済の実態：現代ピンチ？「低価格高級外車」が続々と登場

【韓国経済の実態：「低価格高級外車」が続々と登場】

現代自動車にとって、強敵が続々と出現しています。
ＢＭＷやメルセデスベンツが、２００万円台の自動車を、韓国市場に投入するというのです。

中央日報によれば、ＢＭＷコリアは、３３９０万ウォン（約２４０万円）の「アーバン」を発表。メルセデスベンツも２００万円台の車を発売する予定だと言います。

（ソース）
・中央日報：３０００万ウォン台の輸入車が次々と韓国市場へ…現代車が緊張
（２０１２年１０月１９日）
http://japanese.joins.com/article/619/161619.html?servcode=800&sectcode=860

ヨーロッパは、債務危機で大不況。ギリシャやスペインは失業率２５％で、ほとんど恐慌状態です。自動車業界も欧州では軒並み大苦戦しています。そのため、活路を欧州以外に見出そうと必死です。


【ブランド力がいまひとつの韓国車】

韓国車は、ブランド力がいまひとつ。高級車の分野で苦戦を強いられています。

過去の記事で触れましたが、韓国自動車企業は、米国内で日本車に押されまくっているのが実態です。

・【韓国】米国内で日本車に苦戦（経済危機の実態 2012年9月）

韓国内では、現代・起亜自動車のシェアは圧倒的。具体的な数字は７２・４％とされています。

・韓国経済の実態：国内は現代・起亜自動車が独占（2012年10月）

しかし、高級車分野では、ヨーロッパや日本の車に押されているようです。現代・起亜自動車は、「高級車分野でどう巻き返すのか」という課題をかかえています。


【関連記事】

・【韓国経済】自動車企業が危機的状況（2012年10月）