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2012年12月18日

【韓国経済危機】「アベノミクス」にサムスンが戦々恐々?

■「アベノミクス」にサムスン、ヒュンダイが戦々恐々

安倍晋三氏の経済政策である「アベノミクス」が韓国経済に大きなダメージを与えるのではないか。アベノミクスに韓国企業が戦々恐々としていると言います。

アベノミクスで円安が進行すると、韓国の市場競争力が相対的に落ち、韓国企業の収益力も弱まって株価が下落すると恐れているのだそうです。

(ソース)
・NEWSポストセブン:アベノミクスにサムスン、ヒュンダイなど韓国企業が戦々恐々
(2012年12月18日)
http://www.news-postseven.com/archives/20121218_161155.html

実際、株価が下落した韓国企業も出てきています。

12月17日のソウル株式市場では、現代自動車などの韓国の自動車メーカーの株価が下落。円が一時、対ドルで2011年4月以来の安値を付け、日本車メーカーが恩恵を受けるとの観測が広がりました。

【韓国経済危機】円安で韓国の自動車株が下落(2012年12月)

安倍政権は、全力で円安対策に打って出ています。この流れは、韓国経済にとっては大きな打撃です。


■韓国経済はアベノミクスで大打撃

「円・ドルの為替レートが7%の円安・ドル高になった場合、韓国の輸出は6%以上減少する」
韓国の民間シンクタンクが、こんな予測を出しています。

アベノミクスは、中長期的には日本の産業競争力の強化につながり、韓国企業が苦戦するというのです。韓国の経済危機は、当初、世界景気の悪化が背景にありましたが、アベノミクスが追い打ちをかけている状況です。

韓国メディアも、「韓国経済は、すぐに輸血を受けなければならない患者のように瀕死状態に陥っている」と報じています。2012年の経済成長率2.0%は米国の2.2%に満たず、日本の2.0%に追いつかれました。雇用・消費・投資・輸出・株価のどれを見ても景気回復のシグナルは見られません。

【2013年】韓国経済の実態は「非常事態」?アベノミクスで大打撃

(2013年6月9日更新)