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2013年1月3日

【韓国経済危機】円安で自動車・鉄鋼、競争力低下へ(2013年)

■円安で自動車・鉄鋼、競争力低下へ

韓国の大信証券の予想によれば、円安傾向が続けば、韓国の自動車、鉄鋼、航空、食品・飲料などの業種で価格競争力が低下する可能性が高いと言います。

自動車業界では、為替レートが1ドル=90円水準まで円安が進行すれば、韓国企業が価格競争力で大きな打撃を受けると予測されています。

(ソース)
・聯合ニュース:円安で韓国自動車・鉄鋼業界の競争力低下へ
(2012年1月3日)

自動車業界については、現代・起亜自動車の燃費水増し問題が大きく報道されました。さらに、両社は、アメリカではすでに日本車に苦戦しています。

円安に加えてウォン高の状態にありますので、この傾向が続けば、2013年、韓国経済危機がさらに深刻化する可能性もありそうです。


■円安で対日貿易赤字が増加

円安の影響で2013年に入ってから韓国の毎月の対日貿易赤字がかさんでいます。日本の財務省が公表した4月の貿易統計によりますと、韓国の4月の対日貿易赤字は2482億円で、前年同月比45・7%、前月比で3・6%それぞれ増加しました。2013年1月には888億円だった対日貿易赤字は、2月に1336億円、3月に2395億円と4月までに3カ月連続で拡大しています。


■輸出中小企業、円安の「限界レベル」超える

円・ドル相場が韓国中小企業の輸出競争力確保に必要な「限界水準」を既に超えたことが分かったと言います。大韓商工会議所が輸出中小企業500社ほどを対象に実施したアンケート調査によると、中小企業が輸出競争力を確保できる下値支持線は1ドル=101・1円。5月22日には、1ドル=102・5円まで円相場が下落したため、多くの輸出企業が円安の影響を避けられない状況に陥っています。

【韓国経済の実態】円安で対日貿易赤字が増加(2013年)

(2013年6月9日更新)